特許分類について

特許分類とは

特許情報に記載されている特許分類には以下の3種類があります。
(1)IPC(国際特許分類)
(2)FI(ファイルインデックス)
(3)Fターム

IPC(国際特許分類)とは

”国際特許分類”とは、特許出願された発明を分類するため国際的に統一された分類であり、特許公報などの文献に表示されています。 International Patent Classificationの頭文字をとってIPCと呼ばれます。
○IPCは、発明に関する全技術分野をAセクションからHセクションの分類されています。
特許出願イメージ06

そしてそれぞれのセクションは、 段階的にセクション、クラス、サブクラス、メイングループ、サブグループへと細分化されています。
したがって、IPCを解釈していく際には、上位階層から下位階層へと把握していくことが必要です。
図のHセクションの一例をみると、下位の階層になるほど技術が細分化されているのが理解できると思います。
特許出願イメージ07

FI(File Index)とは

FIは我が国の技術事情によりIPCで十分な検索ができない技術分野に対応するためにIPCを更に 細展開した分類であり、展開記号、分冊識別記号をIPCに付加する形で表記されます。
したがって、FIは我が国固有のものであり、外国特許文献の検索に使用されるものではありません。
○「IPCのサブグループまでの記号(+展開記号及び/又は分冊識別記号)」で表します。

(1)展開記号:IPCの最小単位であるグループを更に細かく展開しているものです。
3桁の数字が使用されています。

(2)分冊識別記号
IPC又は展開記号をさらに展開したものです。「I」(アイ),「O」(オー)を除く1個の英文字が使用されています。

(例)
H01L 21/30 531 M
(IPCのサブグループまでの記号+ 展開記号+分冊識別記号)
G03F 1/16 B
(IPCのサブグループまでの記号+分冊識別記号)
H01L 21/28 301
(IPCのサブグループまでの記号+ 展開記号)

Fターム(File Forming Term)とは

文献量の著しい増大及び技術の複合化、融合化、製品の多様化といった昨今の技術開発 の動向に対して、特許審査のための先行技術調査(サーチ)を迅速に行うためにコンピュー タ検索用に開発された検索インデックスで、関連先行技術を効率的に絞り込むことを目指した分類です。
○技術分野(テーマ)ごとに種々の技術観点(目的、用途、構造、材料、製法、処理操作方法、制御手段等)を 展開(IPCは単一の技術観点を中心に展開)
○技術的にまとまりのある技術分野ごとに開発(Fタームを作成していない分野も存在します。)
(1) テーマ
Fターム検索の対象となる技術単位です。各テーマはそれぞれ英数字5桁のコードが与えられています。
例: 電話機の構造→ 5K023
(テーマ) (テーマコード)
特許出願イメージ08
例  5K023AA07 は、電話機の構造のうち「用途」が「携帯電話」の特許分類を示します。

FI,Fタームを組み合わせて検索することにより、関連技術の調査を効率的に行うことができます。